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2017年1月12日 星期四

安倍内閣


安倍内閣 総理大臣 年頭 記者会見


http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0104kaiken.html



【冒頭発言】


     
  1. 皆さん、 明けまして おめでとう ございます。
     
  2. 昨年は、 熊本地震、
  3. 台風10号による 大雨、
  4. 年末には 糸魚川での 大火災など、
  5. 災害が 相次ぎました。
  6. 厳しい 避難生活の 中で 
  7. 新年を 迎えられた 方々も 多かったと 思います。
  8. 被災された 皆様に 
  9. 心より お見舞いを 申し上げます。
     
  10. 本年は、 どうか 平穏で、
  11. 豊かな 一年を 過ごせるように、
  12. との 思いで、
  13. 先ほど 伊勢神宮を 参拝して まいり ました。

     
  14. 遠く離れた アフリカの 地では、
  15. 国連PKO、 海賊対処、
  16. 正月返上で 国際平和のために 
  17. 汗を流している 自衛隊の 諸君が います。
  18. その強い 使命感と 責任感に、
  19. 新年の 始まりに 当たって、
  20. 改めて 敬意を ひょうしたいと 思います。

     

  21. 本年は 酉(とり)年で あります。
  22. 12年前、 あの劇的な 郵政解散が ありました。
  23. その 更に 12年前は、
  24. 私が 初当選した年で ありますが、
  25. 自民党が 戦後 初めて 野党になり、
  26. 55年体制が 崩壊した 歴史的な年で ありました。
  27. 佐藤総理が 沖縄返還で アメリカと 合意し、
  28. 解散総選挙に 打って出た 昭和44年も 酉年でありました。

  29. 酉年は、 しばしば 政治の 大きな 転換点と なってきました。
  30. そして 本年は、
  31. 世界でも 様々な 国の リーダーが 交代します。
  32. 変化の 一年と なることが 予想されます。
  33. そうした 先の 見えない 時代にあって、
  34. 大切な ことは、
  35. ぶれない こと。
  36. これまでの 軸を しっかりと 貫いていくことで あります。
  37. 本年も 経済最優先、
  38. 鳥が 大空を かけるように
  39. 颯爽と デフレ 脱却に 向けて 金融政策、
  40. 財政政策、
  41. そして 成長戦略の 三本の矢を うち続けて まいります。

     
  42. そして、
  43. これまで 延べ 100を 超える 国や地域に 足を 運んで きましたが、
  44. 空から 大地を 見下ろす 鳥の目のように 世界地図 全体を 俯瞰し ながら、
  45. 積極的な 外交を 展開して まいります。
     
  46. あの昭和20年も 酉年で ありました。
  47. 我が国の 戦後が 始まった年です。
  48. 戦争で 全てを 失い、
  49. 見渡す限りの 焼け野原が 広がって いました。
  50. しかし、 先人たちは 決して 諦めません でした。
  51. 廃墟と 窮乏の 中から 敢然と 立ち上がり、
  52. 戦後、 新しい 憲法の下、
  53. 平和で 豊かな 国を、
  54. 今を 生きる 私たちのため、
  55. 創り上げて くれました。
     
  56. 本年は、
  57. その日本国憲法の 施行から 70年という 節目の年に 当たります。
  58. この70年間で 経済も 社会も 大きく 変化しました。
  59. 少子高齢化が 急速に 進んで います。
  60. バブル崩壊に 端を発した デフレは、
  61. 20年近く 日本経済に 重く のしかかり、
  62. 持続的成長への 自信は 揺らぎました。
  63. 世界では、
  64. 戦後の 国際秩序であった 冷戦が 終わりを 告げ、
  65. 日本を 取り巻く 安全保障環境は 厳しさを 増しています。
  66. こうした 困難な 課題から、
  67. もはや目を 背けることは できません。
  68. 戦後を 創り上げた 70年前の 先人たちに 倣って、
  69. 今を生きる 私たちも また、
  70. こうした 課題に 真正面から 立ち向かわ なければ なりません。
  71. 未来への 責任を 果たさ なければ なりません。
  72. 戦後の その先の時代を 切り拓く、
  73. 次なる70年を 見据え ながら、
  74. 未来に 向かって、
  75. 今こそ 新しい国 づくりを 進めるときです。
     
  76. 女性も 男性も、
  77. お年寄りも 若者も、
  78. 障害や 難病のある方も、
  79. 一度失敗を 経験した人も、
  80. 誰もが その能力を 発揮できる
  81. 一億総活躍社会を 創り上げる。
  82. デフレから 脱却し、
  83. 日本経済の 新たな 成長軌道を 確固たる ものとする。
  84. 積極的平和主義の 旗を 高く掲げ、
  85. 日本を 世界の 真ん中で 輝かせる。
  86. そして、
  87. 子供たちこそ 我が国の 未来そのもの、
  88. 子供たちの 誰もが 家庭の事情に かかわらず 未来に 希望を 持ち、
  89. それぞれの 夢に向かって 頑張ることが できる、
  90. そういう日本を 創り上げていく 決意であります。
     
  91. キョクアジサシ という 鳥が います。
  92. この鳥は
  93. 冬になると 南極に 渡って 餌をとり、
  94. 夏には 繁殖のために 北極へと 再び渡ります。
  95. 中には、
  96. 一生のうちに 200万キロ以上、
  97. 地球と月を 3往復できるぐらい 途方もない 距離を 渡る鳥も いると いいます。
  98. 全ては 子や孫の代へと 未来を 切り拓くため、
  99. 渡り鳥たちは 自らの翼で 飛び立ち、
  100. 自らの力で 海を 渡り切ります。
  101. 誰に 助けて もらえる わけでも ありません。
  102. 私たちの 未来も また 人から 与えられる ものではありません。
  103. 私たち 日本人が 自らの 手で 自らの未来を 切り拓いていく、
  104. その気概が 今こそ 求められて います。
  105. 私たちの 子や孫、
  106. その先の 未来を 見据え ながら、
  107. 本年、 安倍内閣は 国民の 皆様とともに
  108. 新しい 国づくりを 本格的に 始動して まいります。
     
  109. 今月20日から 始まる 通常国会は いわば 未来を 拓く 国会で あります。
  110. そして、 本年を この国の 未来を 拓く 一年とする。
  111. そのことを この節目の年の年頭に 当たって 強く決意しております。
     
  112. 最後と なりましたが、
  113. 本年が 国民の 皆様に とりまして、
  114. 素晴らしい 一年と なりますことを 心から 祈念いたしまして、
  115. 年頭における 所感とさせて いただきたいと 思います。
     
  116. 私からは 以上で あります。













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