2016年12月26日 星期一
海角7號
海角7號
1945年12月25日
友子、太陽がすっかり海に沈んだ。
これで、ほんとうに台湾島が見えなくなってしまった。
君はまだあそこに立ってるかい?
友子、許しておくれ、この臆病な僕を。
二人のこと決して認めなかった僕を。
どんなふうに、君に惹かれるんだったけ。
君は髪型の規則をやぶるし、よく僕を怒らせる子だったね。
友子、きみは意地っ張りで、あたらしい物好きで、
でも、どうしょうもないぐらい、君に恋をしまった。
だけど、君がやっと卒業したとき、僕たちは、戦争に敗れた。
僕は敗戦国の国民だ。貴族のように傲慢だったぼくたちは、
一瞬にして、罪人のくび枷を掛けられた。
貧しい一教師の僕が、どうして民族の罪を背負えよう?
時代の宿命は時代の罪。
そして、僕は、貧しい教師ですぎない。
君を愛していても、諦めなければならなかった。
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友子、無事に上陸したよ。
七日間の航海で、戦後の荒廃した土地にようやく立てたというのに、
海が懐かしいんだ。
海はどうして、希望と絶望の両端にあるんだ?
これが最後の手紙だ。
後で出しに行くよ。
海に拒まれた僕たちの愛。
でも、思うだけなら許されるだろ?
友子、僕の思いを受け取っておくれ。
そうすれば、少しは僕を許すことができるだろ。
君は一生僕の心の中に居るよ。
結婚して子供ができても、人生の重要な分岐点に来る度、
君の姿が浮かび上がる。
重い荷物を持って家出した君、行き交う人混みの中に、ぽつんと佇む君。
お金を貯めてやっと買った白のメリヤス帽をかぶって来たのは、
人混みの中で君の存在を知らしめる為だったのかい!
見えたよ。僕には見えたよ。
君は、静かに立っていた。
七月の激しい太陽のように、それ以上直視する事は出来なかった。
君はそんなにも静かに立っていた。
冷静に努めた心が一瞬熱くなった。
だけど、心の痛みを隠し、心の声を飲み込んだ。
僕は、知っている。
思慕という低俗な言葉が、太陽の下の影のように、
追えば逃げ、逃げれば追われ、一生・・・。
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友子、自分のやましさを最後の手紙に書いたよ。
君に会い、懺悔するかわりに。
こうしなければ自分を許すことなど少しも出来なかった。
君を忘れた振りをしよう。
僕たちの思い出が、渡り鳥のように、飛び去ったと思い込もう。
君の冬は終わり、春が始まったと思い込もう。
本当にそうだと思えるまで、必死に思い込もう。
そして、君が永遠に幸せであることを祈っています。
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